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170年の歴史と味を後世へ
和くるみむき工法

和くるみむき工法

加工技術
長門屋の代表的な商品でもある香木実(かぐのきのみ)には和くるみの鬼くるみが丸ごと使われています。鬼くるみは非常に殻が固く、殻を割った際に実も割れてしまうことがほとんどで、丸ごと使うことが難しいと言われています。そのため実を丸ごと取り出す技術も職人技です。その古き良き技術も熟練した技術を必要とするため、時代を重ねるごとに失われつつあります。鬼くるみの加工業者は減っていく一方で数年後にはなくなってしまうという
危機に瀕しています。伝統を守りたいという想いから堀切川教授が技術改善提案を行いました。その提案により、鬼くるみを割ることに成功。現在は実ときれいに取り出すために、開発を続けています。現代の技術によって鬼くるみの実を取り出せる日が現実となる日も近そうです。
本家長門屋
  • 〒965-0865 福島県会津若松市川原町 2-10 TEL:0242-27-1358 FAX:0242-26-4772
  • 会津伝統の駄菓子をはじめ、会津産鬼クルミを使った菓子、会津に古くから伝わるレシピを再現した菓子などの開発・販売を行う菓子店。「会津の良いもの」を菓子に託していきたいとの思いから “会津の心をつなぐ菓子” をテーマとして菓子作りをしています。素材選びからその製法まで、丁寧にこだわったお菓子が魅力です。