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事業概要

技術課題の解決及び製品開発から
販売までをトータルサポート
福島県商工労働部産業振興課

① H25-H28地域産業復興支援事業(中小企業新商品開発等支援事業)

② H25-H28福島県緊急雇用創出事業(原子力災害対応雇用支援事業)
「被災地域中小企業販路開拓等支援業務」

③ H29-R4開発型・提案型企業転換総合支援事業(中小企業販路開拓等支援事業)

震災後福島県は、平成25年度より地域産業復興支援事業、中小企業販路開拓等支援事業、平成29年度より開発型・提案型企業転換総合支援事業として、産学官連携による技術課題の解決及び、製品開発から販売までのトータルサポートを「ふくいろキラリプロジェクト」と銘打ち、県内ものづくり中小企業の支援を続けています。

ものづくり中小企業のかかえる技術課題の解決や企業それぞれの保有技術を活かした新製品開発を、福島県地域産業復興・創生アドバイザー堀切川一男氏(東北大学名誉教授)を中心に、産学官連携によって支援しています

全国的に耳にする「産学官連携」。しかしそれは製品を生み出すところまでの支援の場合がほとんどです。福島県が実施している「ふくいろキラリプロジェクト」は、従来の産・学・官に加え、〝地域産業支援機関〞と〝販路開拓等支援事業委託事業者(山川印刷所)〞、さらに平成28年度からは〝一般社団法人福島県発明協会〞がチームに加わっています。地域産業支援機関による企業への案内やフォローアップ、印刷会社によるパッケージ(広報)デザインや販路調査、マーケティング、福島県発明協会による知的財産等支援からのスムーズな事業化など、ものづくり中小企業をトータルにサポートしています。下請け中心の企業が自社製品を持つということは、これまで意識していなかった市場を認識すること。それは企業のモチベーション向上となり、それが地域産業へと広がることで被災地域の早期復興を促します。

福島県の早期復興を促す、産学官連携による新商品開発セミナーの開催

事業の流れ

下請け中心の企業が自社製品を持つということは、これまで意識していなかった市場を認識すること。それは企業のモチベーション向上となり、それが地域産業へと広がることで被災地域の早期復興を促します。

福島県地域産業復興支援アドバイザー ※1

堀切川一男教授     東北大学大学院工学研究科博士課程修了。東北大学助手、助教授、山形大学助教授を経て、平成13年6月より東北大学教授に。これまで地域中小企業からの相談に応じ、産学官連携による商品開発・事業化の成果は210件以上。これまで米ぬかを原料とする高機能・多機能炭素材「RBセラミックス」、滑りにくいサンダル、車いす用電動駆動ユニットなど、数多くの新製品を生み出してきた。平成25年4月からは、福島県地域産業復興支援アドバイザーに就任し、本県企業の支援を行っている。