缶ジュースや缶ビールの温度が一定に保てるホルダーを製作中です。笠原工業は発泡プラスチックの成形を主軸に様々な事業を展開しています。発泡プラスチックは梱包材というイメージが強く一般消費者には根付いていません。「発泡プラスチックの幅広い用途を知っていただきたい」そんな想いの中で生まれたのがこのウルトラジョッキです。ウルトラマンの生みの親、円谷英二監督の出身地、須賀川市の企業であることからその名が付きました。スポーツの際にペットボトルや紙コップに入れた飲み物がぬるくならないよう、重たい氷を準備しなくてはならない。

そんな経験はありませんか。そんなスポーツ仲間の負担を減らしたいという想いが、このウルトラジョッキ開発の原点となりました。断熱性に優れ、抜群の保温機能を持つ発泡プラスチック。ペットボトルや紙コップのホルダーなど様々な試作を経てウルトラジョッキとして形状が完成しました。このウルトラジョッキのデザインは缶の出し入れがスムーズにできるような工夫が含まれています。須賀川市の名産品として地元に根付くような製品を開発しようという想いのもと、社員一丸となって開発に取り組みました。