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新しい相馬焼の技法を確立。
逆さ二重(ふたえ)技法によるワイングラス

逆さ二重(ふたえ)技法によるワイングラス

カップ H82mm,250g
逆さ二重(ふたえ)技法によるワイングラス
 令和6年度に開発した「馬の目猪口」を見た方から、同じ構造でワイングラスが出来ないかと相談を受け開発したのがこの新製品です。大堀相馬焼特有の二重構造で、手で持った時の温度がワインに伝わりにくい反面、口があたる部分は一枚になっているので冷たさなどの温度が伝わります。もともと大堀相馬焼は二重(二枚)構造を一枚にする手法なので、口にあたる部分に厚みがでてしまいます。しかし、ユーザー目線に立った時、今回はワイングラスということで、飲み口を薄くし、スッとワインが口に流れ込むようなイメージを再現したかったため、飲み口に向かって薄くなっていくように持ち手部分で一枚に統合する方法にたどり着きました。
大堀相馬焼の概念を残しつつ、新しい製造方法が生まれたことは、大変価値のある開発となったのです。この構造について堀切川教授に相談し、飲み口を薄くする技法は、逆さまにして制作するため、新しい技法として確立してはどうかとアドバイスがありました。元々、二重構造の大堀相馬焼を二重焼きとも呼んでいたことから「逆さ二重(ふたえ)技法」と名付けています。
POINT
● 二重構造を部分的に活用 ● ユーザー目線と作り手目線
大堀相馬焼 いかりや窯
  • 〒961-0827 福島県白河市池下33 TEL:0248-22-5080
  • 江戸時代より現在まで代々続く「大堀相馬焼」の窯元です。創業より約330年、浪江町大堀で製陶業を営んでおりましたが、2011年の東日本大震災に起きた原発事故により福島県白河市に避難。 本当に多くの人達に励まされ、助けられ、2013年に大堀相馬焼作りを本格再開し現在に至ります。