割れやすく、繊細なガラス。そんな素材を加工する熟練のプロ集団、横浜石英。
見た目が美しいクリスタルフレームは、オール石英ガラスで作られています。そしてそれはフレームだけではありません。四隅を止めているネジから、緩み止めのワッシャーまでもが石英ガラスで出来ています。これが、年間に数千種類のガラス精密部品を加工している横浜石英だから成せる業。この開発は今後のガラス加工業の発展に大きな期待を持たせてくれます。「こんな加工が出来ないか」と言われることが多いガラス業界。

そもそもガラスにはガラス同士でジョイントする考えがないのです。石英ガラスネジは、樹脂より熱に強いので汎用性があります。樹脂（250℃まで）で持たない、さらに金属が使えない場面や、石英ガラスで出来ている劇薬用の試験管など、他素材の代替候補としての大きい可能性を感じさせてくれます。さらにこの製品はプラスチックを排除したオールガラス製品なので、エコの観点から、数十年後の地球を思っています。「加工から無限の可能性を」。横浜石英の見つめる先には常識を越えた美しい未来が待っています。