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道を究めたものづくりは
感動と幸せをもたらします
福流

福流

徳利・ぐい呑み
福流
特徴的なフォルムと釉流れが白糸の滝のような景色を醸し出します。創業明治35年、会津本郷焼窯元、流紋焼。企業訪問で訪れた際に、東北大学堀切川教授のアイデアから、この独創的形状の酒器が生まれました。試行錯誤を繰り返して完成した製品ではなく、アイデアを聞き、目の前で轆轤(ろくろ)を引いて作り上げた、技の極みが感じられるものづくりです。親指と人差し指が2つのくぼみにあたり、手の平への収まりが良く、程よい重量感と相まって非常に持ち易いのが特徴です。さらに、端反りで呑みやすく、口当たりも柔らか。前後を返せば、釉薬の生み出す違う景
色が楽しめます。 “陶芸や学問など「一つ」の道を究めて「修める」ということは、濁流で岩を砕け散らせる上流から大地を潤す中流、大海に流れ出る下流まで、 周りに恵みをもたらすことにつながる「川の流れ」のようなものである” これぞ福島流、酒器の決定版。ここに福流が誕生しました。持ちやすさ、注ぎやすさにこだわった教授の知見と、長年磨き抜いた伝統の技の共鳴。酒処ふくしまらしい開発となりました。
POINT
● 持ちやすさを追求した人間工学とそれを具現化する伝統の技
株式会社 流紋焼
  • 〒969-6041 福島県大沼郡会津美里町川原町 1933 TEL:0242-56-2221 FAX:0242-56-2223
  • 会津本郷焼は、今から420年前に蒲生氏郷公が現鶴ヶ城の改築の際に瓦を焼かせたのが起源であるといわれています。後に奉行所の廃止により、職人たちはそれぞれの窯を築き、焼き物作りを始めたのが窯元の始まりです。流紋焼は福島県の会津で生まれ、育まれた焼き物です。地元で取れる大久保陶石を主原料にした粘土で作られる器達は、特徴である流し釉をほどこされ、窯の中で溶け、様々な表情を浮かび上がらせます。"和"の趣を伝える焼き物として、長く愛され続けています。