精密板金加工の技術で
日常の不便を快適に。
日常の不便を快適に。


エンボスコースター
コースター φ100mm


昭和44年の創業以来、「ていねいなモノづくり」を信念に歩んでいる昭陽製作所。精密板金加工を得意とし、その信頼の技術は、様々な機械部品を始め、航空宇宙や医療関連案件からブライダル向けの商品まで、幅広く展開することを可能としています。この度の企業訪問では保有技術を確認したうえで、技術PRも兼ねた製品化を目指しました。元々、レーザーで製作したアートインテリアや、アウトドアブームに合わせた焚き火台なども制作しており、自社製品開発にも意欲的な社風であることから、様々なアイデアが飛び交いました。キーコメントは「普段使いができ、日常の不便を、昭陽製作所の技術が解決できないか」ということ。
そこで浮かんできたアイデアがコースターです。コースターは水滴や接着面積による張力で、グラスを口に運ぶ際にコースターがくっつき、一緒に持ち上がるという現象が起こります。今回は、昭陽製作所のプレス技術を活用した凹凸が出来るエンボス加工に注目。グラスとの接触面積(真実接触面積)を減らすことで、水滴は凹みに落ち、グラスはくっつかずに持ち上げることが可能なコースターを開発しました。今後はエンボス加工の模様の種類を増やし、商品のバリエーション増やギフト展開も検討しています。

● 真実接触面積の算出 ● 様々なギフトに展開可能