段ボールの
特徴を活かす
特徴を活かす
段ベルト
梱包材 | W600mm×H14
御用聞き訪問にて、堀切川教授のアイデアを元に、「あるようでなかった、あったら便利」な製品を生み出しました。それが「段ベルト」、その名の通り、段ボールで出来たベルト式の緩衝材です。
お子さまへの仕送りのように、ひとつの段ボール内に様々な物を入れるときや、割れやすいもの・潰れやすいものを保護するために新聞紙などの緩衝材を詰めるシーンは、誰しもが経験したことがあるのではないでしょうか。この段ベルトは、そのような場面で活躍する「あったら便利」な製品です。
これは段ボールの “垂直の強さ”と“折り易さ”という特徴を活かした緩衝材です。段ボールは断面を見ると分かるように、その厚みの内部には一定
方向の空気層が存在します。その方向通りに力を加えた場合は強く、逆にその層の方向に対し直角に折り曲げると、簡単に折れ曲がる特徴があります。つまり、筒状にした際は上からの強度に強く、さらに簡単に筒が作れるなど、非常に折り易いので、様々なサイズ・形状のものを包み込むことが出来る、という特徴があります。ビンなどの割れ物や、袋に入った食品、その他電化製品など、様々な大きさをベルトで調整して包むことが出来ます。現在は福島県発明協会の支援を受け、知的財産権の取得に取り組んでいます。
創業60年に裏付けられた紙工のスペシャリストとして、紙の特性を考えたお客様目線の製品が誕生しました。
● 天地左右の強度を考えることが出来る様々なサイズに調整対応可能